新型コロナ 奄美市56人、群島全体で66人

 

県内113人感染2日ぶり100人超え

県は12日、新型コロナウイルスの新規感染者が113人確認されたと発表した。感染者が100人を超えるのは2日ぶり。奄美群島は、奄美大島で65人(奄美市56人、龍郷町6人、瀬戸内町1人、大和村1人、宇検村1人)、和泊町で1人の計66人の感染が確認された。奄美以外の感染は10市の40人と県外7人。感染経路が不明なのは16人で、うち、7人が奄美市、1人は瀬戸内町だった。

奄美市の56人の年代別内訳は▽10歳未満4人▽10代10人▽20代11人▽30代9人▽40代6人▽50代9人▽60代4人▽80代1人。

龍郷町は▽10代1▽40代2人▽50代1人▽60代1人▽90歳以上1人。瀬戸内町は60代、大和村は50代、宇検村は40代、和泊町は60代が各1人だった。

県内ではこのほか、鹿児島市21人、日置市5人、霧島市4人、姶良市3人、曽於市2人。鹿屋市、指宿市、いちき串木野市、志布志市、南九州市で各1人の感染が確認された。

県内の累計感染者数は9912人。11日現在、医療機関の入院者数は78人(前日比4人増)、宿泊施設の療養者は154人(同13人増)、自宅待機441人(同62人)。重症者はなく、酸素投与などが必要な中等症が2人となっている。