県内115人、奄美全体で59人

 

 

県内累計1万人突破
鹿児島市でクラスター
新型コロナ

 

 
 県は13日、新型コロナウイルスの新規感染者が115人確認されたと発表した。県内で100人以上の確認は2日連続で、累計感染数は1万人を超えた。奄美群島は59人(奄美市54人、宇検村1人、瀬戸内町2人、龍郷町1人、徳之島町1人)の感染が確認された。奄美以外の感染は14市町の51人と県外が5人。

 奄美市での50人以上の確認は7日連続。年代別では▽10歳未満3人▽10代8人▽20代4人▽30代7人▽40代11人▽50代10人▽60代6人▽70代3人▽80代2人。

 宇検村は60代が1人、瀬戸内町は90歳以上と10歳未満が1人、龍郷町は90歳以上が1人、徳之島町は10歳未満が1人だった。

 県内のこのほかの感染者は鹿児島市20人、霧島市8人、志布志市5人、曽於市、南九州市で各3人、鹿屋市、出水市、さつま町で各2人、枕崎市、日置市、いちき串木野市、南さつま市、伊佐市、長島町で各1人が確認された。

 また鹿児島市は、12、13日で20代女性5人はクラスター(感染者集団)による感染と発表した。同市のクラスターは昨年10月16日以来。

 県内の累計感染者数は1万27人、12日現在、医療機関での療養者は79人(前日比1人増)で、酸素投与の必要な中等症が3人、重症はいない。宿泊施設に181人(同27人増)が入所し、514人が自宅待機(同73人増)している。