奄美市36人感染、減少傾向

県内166人、奄美群島で52人
新型コロナ

 県は15日、新型コロナウイルスの新規感染者が166人確認されたと発表した。県内で100人以上の確認は4日連続。また鹿児島市は、14日感染者のうち8人が13日発表の70例目クラスター(感染者集団)によるものとした。奄美群島の感染者数は52人(奄美市36人、瀬戸内町8人、龍郷町5人、喜界町1人、徳之島町1人、伊仙町1人)。奄美以外の感染は14市の111人と県外が3人だった。

 奄美市の感染者数は減少傾向にあり、30人台は1月6日以来。感染者36人の年代別内訳は▽10歳未満5人▽10代6人▽20代5人▽30代3人▽40代4人▽50代3人▽60代4人▽70代4人▽80代2人。

 瀬戸内町は、▽10歳未満2人▽10代1人▽30代2人▽60代1人▽80代1人▽90歳以上1人。龍郷町は、10代1人▽30代1人▽50代1人▽80代2人。喜界町は80代1人、徳之島町は10歳未満1人、伊仙町は70代1人だった。

 県内のこのほかの感染者は鹿児島市67人、霧島市15人、曽於市、志布志市が各6人、鹿屋市、薩摩川内市が各3人、出水市、日置市、姶良市が各2人、枕崎市、指宿市、垂水市、いちき串木野市、南さつま市が各1人の感染が確認された。

 県内の累計感染者数は1万333人、14日現在、医療機関での療養者は107人(前日比人13人増)で、酸素投与の必要な中等症が4人、重症はいない。宿泊施設に271人(同52人増)が入所し、600人が自宅待機(同33人増)している。