県内123人、奄美群島で21人

新型コロナ 6件のクラスター確認奄美市感染者は11人

県は17日、新型コロナウイルスの新規感染者が123人確認されたと発表した。また鹿児島市と枕崎市で新たに6件(72~77例目)のクラスター(感染者集団)が確認された。県内のクラスターは14日(霧島市)以来。奄美群島の感染者数は21人(奄美市11人、徳之島町7人、龍郷町2人、瀬戸内町1人)。奄美以外の感染は14市町の97人と県外が5人だった。(16日感染者は、県内148人。うち奄美市32人、龍郷町3人、瀬戸内町2人、大和村1人、徳之島町2人)

奄美市の感染者数が30人を下回ったのは1月5日以来。感染者11人の年代別内訳は▽10歳未満2人▽10代1人▽20代3人▽30代2人▽40代1人▽60代2人。

徳之島町は10代と20代が各1人、30代3人、40代と50代が各1人。龍郷町は40代と50代が各1人。瀬戸内町は80代が1人だった。

県内のこのほかの感染者は鹿児島市58人、霧島市13人、鹿屋市7人、出水市、志布志市が各3人、枕崎市、日置市、曽於市、姶良市が各2人、薩摩川内市、南さつま市、東串良町、錦江町、肝付町に各1人が確認された。

鹿児島市で確認されたラスター5件の感染者は合計49人(14~17日にかけての感染)。内訳は、▽72例目・教育施設8人▽73例目・児童福祉施設12人▽74例目・教育施設9人▽75例目・会合9人▽76例目・事業所6人。また、枕崎市の77例目のクラスターは事業所での5人(20代~40代男女)。

県内の累計感染者数は1万604人、16日現在、医療機関での療養者は117人(前日比1人増)。酸素投与の必要な中等症が8人で、重症はいない。宿泊施設に360人(同83人増)が入所し、513人が自宅待機(同92人減)している。