新型コロナ・県内最多584人 群島19人、奄美市は12人

県は26日、新型コロナウイルスの新規感染者が584人確認されたと発表した。一日の感染者が500人を超えるのは2日連続。25日を上回り過去最多となった。また県内で4件の新たなクラスター(感染者集団)が発生し、合計46人の感染が確認された。奄美群島の感染者数は19人(奄美市12人、徳之島町4人、龍郷町2人、瀬戸内町1人)。奄美以外の感染は22市町の561人と県外4人だった。

奄美の感染者の年代別内訳は、奄美市が▽10歳未満4人▽10代2人▽20代1人▽40代3人▽50代1人▽70代1人。徳之島町は10歳未満、30代、40代、50代が各1人。龍郷町は10歳未満と70代が各1人。瀬戸内町は50代が1人だった。

県内のこのほかの感染者は鹿児島市343人、霧島市68人、姶良市49人、鹿屋市、薩摩川内市が各18人、日置市10人、伊佐市、さつま町が各6人、出水市、指宿市が各5人、西之表市、志布志市が各4人、枕崎市、曽於市、南さつま市、南九州市、湧水町、錦江町が各3人、垂水市、いちき串木野市、大崎町が各2人、阿久根市で1人が確認された。

またクラスターの4件の内訳は、①霧島市の介護施設11人②姶良市の高齢者施設16人③霧島市の医療機関10人④南九州市の介護施設9人だった。

県内の累計感染者数は1万3847人、25日現在、医療機関での療養者は227人(前日比10人増)。酸素投与の必要な中等症が20人で、重症はいない。宿泊施設に582人(同14人増)が入所し、1864人が自宅待機(同382人増)している。