天城町・与名間分校ー高千穂小

高千穂小児童(円内)とのオンライン交流で、三味線演奏を披露する岡前小与名間分校3・4年児童たち=9日、天城町

地域や学校特色も紹介
オンライン交流で友情の絆

 【徳之島】天城町立岡前小学校与名間分校(田子山ゆかり校長、児童数9人)の3・4年生5人は9日、霧島市立高千穂小学校の3年生26人とオンラインで交流した。世界自然遺産に登録された徳之島の大自然、霧島高原など互いの地域名物、学校の特色も紹介しあうなど友情の絆を結んだ。

 両校間初のオンライン交流は、高千穂小の河原康仁教頭が昨年3月まで与名間分校に務めていたよしみで呼び掛け実現した。

 霧島高原(標高約516㍍)にある高千穂小の児童たちは、年間を通して取り組む長縄跳びやバドミントン、金管バンドの活動が盛んなことなどを紹介。クイズでは、学校に温泉(全国唯一)があって「水泳で体が冷えると温めています」と驚かせたり、「雪遊び」を楽しめることも紹介。

 与名間分校の児童たちは、タブレット端末使った自分たちで編集したPR画面も交え、昨年夏に世界自然遺産に登録され、アマミノクロウサギやオビトカゲモドキなど希少野生生物が生息すること。トライアスロンや闘牛大会などイベント。分校ぐるみでは一輪車や和太鼓、三味線演奏など活動も紹介。「安里屋(あさどや)ユンタ」の替え歌「与名間ユンタ」のライブ演奏も披露した。

 質問コーナーでは「クロウサギは何匹いますか?」「ウミガメは見たことがありますか」、「高千穂では雪が降ったらどんな遊びができますか?」「(次回は)雪もみたい」など質問で情報を交換。同県内にありながら、大きく異なる自然環境など特色にそれぞれ目を輝かせ合った。

 懸け橋役を務めた河原教頭は、画面越しの与名間分校の教え子たちの姿に「みんな大きくなったね」と懐かしがり、「今度は雪が降った日にもつながりましょう」ともアピール。

 交流会の感想で与名間分校4年生の廣田完(まもる)君(10)は「標高が高く雪が多いことにびっくり。オンラインで通信が便利になったので、またつながって交流したい」と話していた。