酢商品ラベルのデザイン製作

2種類の酢商品を開発した「㈱あいかな」の中村孝代代表

奄美高校の生徒が2種類の酢商品ラベルのデザイン製作で協力

奄美高校生×あいかなコラボ 龍郷町
ドラゴンフルーツ、パイナップル使用

 「高校生の感性で酢商品ラベルのデザイン手掛ける。コラボレーション商品完成」―。龍郷町龍郷で手作り加工品の製造・販売を手掛ける女性起業グループ「㈱あいかな」(中村孝代代表)は、昨年11月にドラゴンフルーツとパイナップルを使用した2種類の「酢商品」を開発した。この「酢商品」ラベルのデザイン製作に奄美市名瀬にある奄美高校の生徒が協力し、今年1月から販売開始した。

 内容量は200㍉㍑で、水などで薄めて飲む。

 中村代表によると、ドラゴンフルーツを使用した商品開発を考えていたところ、龍郷町商工会を通じて知り合った商品開発の専門家から「健康に良い酢を使った商品を作ってみてはどうですか」とアドバイスを受けた。

 その後、昨年11月にドラゴンフルーツとパイナップルを使った商品を開発したが、ラベル作りに悩んだ。そこで奄美高校の教諭に相談したところ、「高校生にラベルのデザインを作らせてみましょう」との話になり、10種類ぐらいのラベルのデザインが出来上がった。その中から見た目が良いデザインを選んだという。

 赤色のドラゴンフルーツの酢商品に合わせて「酢」の文字と、ドラゴンフルーツの図柄を赤色にした。

 黄色のパイナップルの酢商品も同じく「酢」の文字と、パイナップルの図柄を黄色にした。

 文字は「体にやさしい」「AIKANA ORIGINAL TASTE VINEGAR」「あいかな 奄美」など。

 「(お客さんが)一目で『いいな』と思うのではないかと感じたデザインを選択した」(中村代表)。

 酢商品は「あいかな」と「島育ち産業館」(浦)で販売している。

 酢商品に関する問い合わせは、電話090―9076―4575中村代表へ。