黒糖焼酎によるハイボールなど徳之島の特産品が並んだフェア
全国初・焼酎ハイボールなどで徳之島PR
【鹿児島】「徳之島黒糖焼酎と特産品フェア」が24、25日の両日、鹿児島市のよかど鹿児島本店ビル1階で開催された。25日は徳之島町の高岡秀規町長、天城町の森田弘光町長、伊仙町の大久保明町長も参加し、徳之島の特産品や世界自然遺産に登録された島の魅力などをPRしていた。
フェアは徳之島3町の商工会と奄美酒類(中村功・代表取締役)による共催。奄美酒類が全国で初めて黒糖焼酎によるハイボールを開発し、PRと販路拡大の一環として3町商工会との共催でフェアを企画した。県のコロナ禍における新製品の販路拡大支援の助成事業に採用され、昨年10月に同会場で1回目のフェアが開催された。
この時はハイボールの製造が間に合わず、既存の黒糖焼酎と特産品のみでのフェアだった。2日間で約70万円の売り上げがあり「過去にここで開催されたイベントで一番の売上があったそうです」と天城町商工会の経営指導員・狩集大さん。2回目の今回がハイボールの「お披露目」となった。
初日の24日は1日で約30万円の売上があったという。「平日でコロナ禍ということもあり、人の集まりはまばらだったが、島出身者やリピーターの人たちが購入してくれた」と中村さん。黒糖焼酎以外にも味噌豆、ジェラート、つわぶきの佃煮など徳之島でしか手に入らない商品をそろえており「レア感があるところが喜ばれているのでは」と狩集さんは言う。25日も平日だが中村さんは「何とか1回目のフェアよりも売り上げられるよう頑張りたい」と張り切っていた。