大高野球部に折り鶴4千羽贈る

「結」の文字にかたどられた折り鶴を受け取った大島高校野球部の選手たち

介護事業所協 8年前応援席彩った「結」の文字

島内の介護・児童施設など16事業所でつくる奄美大島介護事業所協議会(盛谷一郎会長)は2日、第94回選抜高等学校野球大会に出場する県立大島高校野球部に「結」の文字をかたどった折り鶴4千羽を贈った。介護施設の利用者や職員らが昨年12月から制作。同校を訪れ、選手たちに直接手渡した同市名瀬西仲勝の朝良子さん(92)は「子どもたちの活躍に元気をもらった。甲子園でも活躍する姿を楽しみにしています」と選手たちを激励した。

同協議会は、同校野球部が準優勝した昨年11月の九州大会以降、折り鶴制作の実行委員会(6人)を立ち上げ、施設を利用する高齢者や家族、職員らに折り鶴作りを依頼。2色の折り鶴で、木枠の額縁(高さ100センチ、幅120センチ)に、緑地に紺色の文字をかたどった。

「結」は、8年前の同校初出場時に甲子園球場の応援席で描かれた人文字を再現したもの。実行委員長の中村千登勢さん(47)は「島から甲子園を目指し、九州大会を勝ち抜く姿に、多くの高齢者が感動、元気をもらった。球場に応援に行くことが難しいお年寄りたちも、みんな選手の活躍を楽しみにしています」と話した。

折り鶴と一緒に手作りのお守りも選手たちに贈った朝さんは、「こんなにうれしいことはない。少しでも島の子どもたちの力になれたらうれしい。私たちの思いも一緒に甲子園に届けたい」と、同校野球部の活躍を期待した。

折り鶴を受け取った同校野球部の武田涼雅主将(2年)は「島の人たちの応援を励みに、選手みんな全力で、楽しみながら試合にのぞみたい」と抱負を語った。