出場32校の主将がオンラインで参加した抽選会
抽選後、意気込みを語る武田主将
センバツ組み合わせ決定
関東王者に挑む「やりがいがあるチーム」
第94回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が4日、出場32校の主将がオンライン形式で参加して行われ、8年ぶり2度目の出場の大島は大会第5日(予定では22日)の第2試合で、明秀日立(茨城)との対戦が決まった。
抽選会には出場32校の主将がオンラインで参加。同一県同士の対戦が決勝まで当たらないように振り分け、抽選で対戦カードが決まった。大島と対戦する明秀日立は、出場2回目。昨秋の関東大会を高い打撃力と投手力を発揮して初の関東制覇を成しとげた王者に大島が挑む。
武田涼雅主将は「対戦相手が決まり緊張している。関東王者だがすごく楽しみ。打力のあるチームでやりがいがある。島の方々への感謝の気持ちを忘れず全力でプレーする」と決意を示した。
塗木哲哉監督は「対戦相手も決まり、ワクワク感、緊張感が増し身が引き締まる。一戦に向け全集中します」と語り、対戦相手については、「力があり、簡単に空振りが取れないチーム。大野が打たせて取るピッチングをして、内外野の守備が重要になる。練習したことが生かせる試合展開になればいい。『カギは守備』」と分析した。
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対戦校の横顔
【明秀日立】(めいしゅうひたち)1925年創立の私立高。18年春のセンバツ初出場で3回戦進出。昨秋の関東大会を制し、明治神宮大会に出場。準優勝した広陵と互角の勝負をした。今チームは公式戦のチーム打率3割3分3厘、本塁打14本と強力打線が持ち味。