「大和 大タンカツカレー」試食会

給食で「大和 大タンカツカレー」を試食する児童ら

村産食材を給食に 大和小新メニュー

大和村立大和小学校(新村篤校長・児童26人)で7日、地元特産の食材を使った給食の新メニュー「大和 大タンカツカレー」の試食会があった。伊集院幼村長、晨原弘久教育長、村役場職員らが訪れ、「福元大根」のとろみとタンカンジャムの甘みが合わさったカレーを児童らと堪能。地元の恵に感謝した。

発案・命名者の新村校長は、村産の食材活用、地産地消や郷土教育の充実、情報発信で、更に村を盛り上げたいという願いを込め、野田由佳子栄養教諭に提案。野田教諭は「いいかもと思った。旬の食材の大根。健康上、理にかなっていると思い即答した」と話した。タンカンとマーマレードを組み合わせ、おろし大根でとろみ付け。隠し味には黒糖も調合。小麦粉やバターでルーも手作り。試行錯誤し、約3週間かけ試作品が完成した。野田教諭は「トッピングに魚のフライも合う」と笑顔。

試食した中山栄鉄くん(3年)は「タンカンの味がしておいしかった。いつもはジャガイモ。大根はみずみずしかった」満足顔。南蒼空くん(5年)は「とてもおいしかった。いつも食べてるカレーより甘かった。また出してほしい」と喜んだ。

伊集院村長は「甘くておいしかった。大根が甘くブレンドされ良かった。商品化も考慮する」と語った。