募金箱の前でウクライナ人道危機救援金への協力を呼び掛ける安田市長
奄美市市役所と住用、笠利支所の3カ所
ロシアによる軍事侵攻を受け、奄美市は9日、ウクライナを支援する人道危機救援金の募金箱を市役所と住用、笠利両総合支所の3カ所に設置、募金活動を開始した。市役所2階に設置された募金箱には青と黄色のウクライナ国旗が飾られ、空爆などにより一般市民が犠牲となるなど、大きな被害を受けている同国への支援を呼び掛けている。募金活動は5月31日まで実施。集まった救援金は日本赤十字を通じて、現地での人道危機対応や救援活動支援などに充てられる。
同日、安田壮平市長や職員らによって市役所2階の総合案内所前に募金箱が設置された。安田市長は「ロシア軍による攻撃に世界が震撼した。ウクライナでは戦闘により命が奪われ、多くの市民が緊張と不安の中で過ごしている。国際社会が一致団結し、制裁措置を行うことで、この武力攻撃が早く止まることを願っている。ウクライナの人たちへの支援に市民の理解と協力をお願いしたい」と募金を呼び掛けた。
募金箱は設置されているのは、▽市役所(名瀬総合支所)2階総合案内所▽住用総合支所2階会計窓口前▽笠利総合支所1階ロビー―の3カ所。受け付けは、平日の午前8時30分~午後5時15分。
問い合わせは、名瀬総合支所総務課(電話0997―52―1111)、住用総合支所地域総務課(同69―2111)、笠利総合支所地域総務課(同63―1111)へ。