第26回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権

女子47㌔級でスクワットの日本新記録となる130㌔を挙げる可児理恵=12日、知名町=

 

3種目合計で457・5㌔をマークした女子63㌔級優勝の岡田佳奈(中央)=12日、知名町=

 

女子47㌔級は可児理恵、63㌔級は岡田佳奈制す
知名町でスタート

 

 【沖永良部】第26回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会が12、13日の両日、知名町あしびの郷・ちなで開かれている。国内のトップ選手78人がエントリー。初日は女子47~76㌔級の6階級に19選手、男子59~74㌔級の3階級に17選手が出場した。

 日本パワーリフティング協会主催。世界大会、アジア大会、アジアパシフィック大会の代表選考を兼ねる。知名町での開催は初めてで、2023年かごしま国体のリハーサル大会として開催された。

 パワーリフティングは、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種目の合計重量を競う。

 大会は、選手の試技終了後にシャフトの消毒や審判のフェイスガード着用など感染症対策を徹底して行われた。

 女子47㌔級を制した可児理恵は、スクワットの日本記録を更新する130㌔をクリア。同63㌔級の岡田佳奈は、日本記録に並ぶ3種目合計457・5㌔で優勝を飾った。同76㌔級の照屋利恵は、マスターズ1(40~49歳)カテゴリーで3種目合計の日本記録を更新した。

 2日目は、男子83~120㌔超級の5階級が行われる。

 女子の結果は次の通り。

 ▽47㌔級①可児理恵(岐阜・フェニックスジム)355㌔②長浜美咲(東京・個人)282・5㌔③蔦木りな(同)217・5㌔▽52㌔級①田中亜弥(東京・ノーリミッツ)312・5㌔②坂井真奈(長野・個人)305㌔③髙村愛(東京・ノーリミッツ)300㌔▽57㌔級①河西香南(神奈川・MFCLUB)360㌔②大川祐依(Strength Gym Tokyo Bay)340㌔③本多まゆみ(福岡・個人)300㌔▽63㌔級①岡田佳奈(学生連盟・岡山大学ウェイトトレーニング部)457・5㌔②岩井知子(東京・スパインハウス)327・5㌔③武田睦(東京・TXP)302・5㌔▽69㌔級①岡田有加(東京・TXP)422・5㌔▽76㌔級①照屋利恵(沖縄・那覇ジム)332㌔