徳之島町母間港 遊具・フィットネス整備

徳之島町母間港「多目的広場」に整備された遊具・フィットネスコーナー(18日)

元気な子どもと高齢者を

【徳之島】徳之島町が同町母間港の多目的広場に設置を進めた遊具・フィットネス器具コーナーが完成。18日、近くの町立母間保育所のちびっ子らを招いてテープカットを行い、待望の利用開始となった。

同広場は「徳之島ちゅっきゃい節祭り」などイベントをはじめゲートボールやグラウンドゴルフ、ウォーキングなど交流、健康づくりの場となっている。しかし、遊具などはなく住民や議会関係者らが町に要望していた。

町側は、ふるさと納税基金と新型コロナ感染症対応地方創生臨時交付金を活用。▽子ども用のジャングル・スライダーやブランコ、シーソー▽高齢者など一般向けのフィットネス器具(背延のばしベンチや足ツボ踏みなど)など計5種を整備(総事業費1100万円)した。

オープンセレモニーには母間保育所の園児や関係者など約40人が参加。園児代表とともにテープカットした高岡秀規町長は「みなさんのお父さんやお母さんからお願いがあり、ブランコやすべり台ができました。けんかをしないで楽しく使ってください」ともアピール。

母間校区会長の満田秀博さん(72)は「ゲートボールやグラウンドゴルフのほか、早朝ウォーキングなど散歩を楽しむ住民も多い。ついでに利用していただき、元気な子どもと高齢者たちが増えて欲しい」と目を細めていた。