マリンダイビングフェアに奄美から出展

「奄美群島コーナー」を訪れる人に熱く応対するスタッフたち

海と奄美群島をPR

 【東京】「海の魅力あふれる奄美群島を知ってね!」。豊島区池袋で「マリンダイビングフェア2022」が3日まで行われた。奄美からも出展者としてスタッフが上京。来場者に群島の魅力をアピールしていた。

 同フェアは、国内外のダイビング&ビーチリゾート情報を無料で楽しめるものとして、サンシャインシティ文化会館3階で1日から3日まで開催された。30回目を迎え、来場者でにぎわう人気のイベントに(一社)奄美群島観光物産協会が出展した。

 小笠原諸島、屋久島など各地の情報が集まった「国内ゾーン」のコーナーで「奄美のきれいな海を体験して」「徳之島へは船と飛行機で」などと来場者に説明。スタッフらは、奄美群島の海の魅力をていねいに伝えていた。同協会サブリーダーの榮野知美さんは「ホエールウォッチングやホシゾラフグなどで、知名度は上昇しています」と手応えを感じている一方で「奄美群島はどこまでですか、と聞かれたりもします」とも。コロナ禍だけに「ゴールデンウイークは大丈夫なのか」との問い合わせもあったという。フェアに合わせ「奄美黒糖焼酎粕石けん」を限定プレゼントに初めて用意するなど、懸命のPR活動をしていた。  

 また、「PADIビレッジ」に出展したネイティブシー奄美の支配人・里井大起さんも「9回目の参加ですが、奄美の知名度はまだ低い。世界自然遺産登録になったことを知らない人もいますね」。奄美群島のチラシを挟んだ、同社のパンフレット配布に余念がなかった。