奄美と北海道がコラボ

奄美と北海道の魅力あふれる商品をアピールするスタッフたち

会場をシマ唄と笑顔で包んだ服部あすかさん。隣は息子の仁咲(にさき)ちゃん

荒川区の商業施設で販売会
10日まで開催 シマ唄のライブも

【東京】荒川区の商業施設で奄美と北海道がコラボした「地域応援消費販売会」が開催されている。奄美群島からはおなじみの鶏飯や黒糖製品などが取り寄せられた。6日には、シマ唄ライブもあり来場者が興味を示していた。10日まで。

「北海道と奄美群島5島がサンポップマチヤにやってくる!」と題した地域応援消費販売会が6日から始まった。同販売会は、コロナ禍の影響を受けている北海道と奄美群島5島の企業や生産者の売上回復、販路確保などを目的に開設された。旭川市の(株)ハギヤの萩谷竜樹さんと、東京奄美会青年部長で、AMAMIパブリックリレーションズ(株)の取締役・原田尚樹さんが知り合ったことで実現したもの。「これを機に恒例行事となればいいですね」と二人は口をそろえていた。北海道からは、新米や地ビールなど、奄美群島からも黒糖焼酎やモズクなど「北の大地と南の島の恵み」が結集。ほかに、それぞれ工芸品小物もあり、来場者の足を止めていた。

初日の6日には、奄美市出身で2015年度に「奄美シマ唄日本一大会」でグランプリに輝いた、服部あすかさんが、「黒だんど節」「ワイド節」などを披露した。解説を交えながら、熱唱しイベントに華を添えていた。

サンポップマチヤは、東京メトロ千代田線町屋駅直結の複合商業施設。都電荒川線、京成電鉄の町屋駅からすぐ。販売会は1階の特設会場で10日(正午~午後8時半)まで。9日には、辻美里さんによるシマ唄ライブも予定されている。