入学式に出席した新入生ら
岡﨑柊斗さん
プロ目指して63人が第一歩
「為せば成る」
奄美看護福祉専門学校(向井奉文校長・学生154人)の2022年度第28回入学式が13日、同校サングリーンホールであった。看護、介護、保育のプロフェッショナルを目指す63人が第一歩を踏み出した。オープニングでは、卒業生の唄者前山真吾さんが、シマ唄で入学を祝福した。
向井校長は式辞で、「コロナ禍で〝危機〟の状態にあっても、国民の一人としての責務を果たしつつ、粛々と勉学に励み、この入学が皆さんそれぞれの成長の重要な契機となることを祈念します」と入学を祝福した。
安田壮平市長は祝辞で、「学生生活で培われる経験や知識が、皆さまにとって大きな自信と力になり、今後奄美をはじめ全国各地で活躍される、原動力になることを期待します」と話した。
新入生代表、正陽那多さん(こども・かいご福祉学科)は、「これからの3年間〝為せば成る〟の精神で、学生生活のすべてにおいて、粘り強く挑戦していきます」と誓いを述べた。
学生会会長、清水さくらさんは、「奄美大島での多くの出会いは、皆さんを大きく成長させてくれます。第二の故郷となることを心から願います」と歓迎した。
こども・かいご福祉学科に入学した上原瑞海さん(18)は、「将来のために資格取得に向けて頑張り、保育士になりたい」と話す。看護学科に入学した岡﨑柊斗さん(18)は、「島の医療に貢献できる看護師になりたい」と笑顔を見せた。