宇検村田検小前で街頭キャンペーン

参加者の呼び掛けに各ドライバーも応じた(13日、田検小学校前)

交通事故防止呼び掛け 瀬戸内署

 春の全国交通安全運動(6日~15日)に合わせ瀬戸内署は13日、宇検村の田検小学校正門前の県道79号沿いで、ドライバーに交通安全の広報チラシなどを配布する街頭キャンペーンを実施した。運動に、元山公知村長ほか宇検村役場職員、平山晋校長、交通安全協会会員、交通安全母の会会員ら12人が参加。
登校時間帯にあたる午前7時半に実施。児童、自転車通学の生徒たちが行き交う中、「交通安全」などと書かれた黄色いのぼりの元、交通事故防止を呼び掛けた。

 春、夏、年末年始に行われている同運動だが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大を考慮し、立哨による呼び掛けのみを実施。今回は、一台一台車両を停めた従来の方法となり、ドライバーにチラシやポケットティッシュなどを手渡すとともに、丁寧な声掛けがされた。

 元山村長はあいさつで「宇検村は元々、交通事故は少ない。しかし、大きな事故を防ぐためにも、小さな事故を未然に防ぐことが大事」と述べ、参加者たちに改めて同運動の協力を呼び掛けた。

 同協会の宇検村代表を務める伊村廣文さんは「小学校前の県道だが、朝の登校時間にスピードを出す運転手が多いが、この運動が抑止となっていると考える。今後も続けていきたい」と語った。