大島、初戦は小林西(宮崎)

 

九州大会組み合わせ決定

第150回九州地区高校野球大会の組み合わせ抽選会が14日にあった。2季連続4回目の出場となる大島は大会第2日(予定は24日)に小林西(宮崎2位)との対戦が決まった。

大会は23―28日(※雨天順延)、宮崎市のサンマリンスタジアム、アイビースタジアムである。各県の予選を勝ち抜いた優勝校(※福岡は2位、地元・宮崎は3位まで)に選抜高校野球大会(センバツ)に出場した4校の計16校が春の九州の頂点を目指す。鹿児島1位代表の神村学園は宮崎学園(宮崎1位)と大会初日に対戦する。

センバツの明秀日立(茨城)戦以来の実戦となる大島。対戦相手の小林西はかつて鹿屋中央を率いた浅野孝浩監督が指揮し、強打に定評がある。明秀日立戦では攻守に様々な課題が出た中で、塗木哲哉監督は「甲子園の復習がしっかりできているか」を確かめる大会と位置付ける。甲子園ではベンチ入りできなかったメンバーも入れて、夏に向けての新戦力の確認作業も行うことになりそう。塗木監督は「甲子園の熱が冷めた中で自分たちのハートに燃えるものをどう作っていくか」を今大会のカギに挙げていた。(政純一郎)