喜界町スギラビーチで海開き

約600人が来場したスギラビーチの海開き(提供写真)

潮風感じて初泳ぎ満喫

喜界島観光物産協会主催の「海開き」が24日、同町のスギラビーチであった。子どもや親子らは、南国の潮風を肌で感じながら、マリンブルーの海で初泳ぎを楽しんだ。

今年の海開きは、神事と趣向を凝らしたプログラムを2年ぶりに同時開催。新型コロナウイルスの感染対策を徹底し、約600人が初泳ぎやステージ、スポーツイベントなどを楽しんだ。

神事の儀では、行政や観光関係者などが参列しシーズン中の安全を祈願。消防士による安全講話を受講した子どもたちは一斉に浜を駆け出し、青い海へ飛び込んだ。

ビーチではシーカヤックやSUPなどのマリンスポーツが展開され、天然の入江では貝集めや魚などの生き物を探す親子の姿なども見られた。広場ステージでは、ライブやダンス、きかい100スポーツクラブによる催しが多彩に披露。恒例となったぜんざいの振る舞いにも、家族連れや親子らがにぎわった。

元気にフラダンスを発表した土岐咲結=さゆ=さん(11)と春陽=はるひ=さん(9)は「きれいな海でみんなが笑顔になってくれてうれしかった」とご満悦。土岐環太くん(4)は「貝がら拾いができて楽しかった」と笑顔だった。