徳之島、伊仙両町で海開き

連休前に引き寄せてあった徳之島町畦プリンスビーチ「海開き」=28日、同町畦

連休前に安全祈願

【徳之島】大型連休と海水浴シーズンを前に28日、徳之島町畦プリンスビーチ(同町畦)と伊仙町瀬田海海浜公園(同町阿三)の両海水浴場の「海開き」(各町主催)があった。関係機関・団体代表者らのみが神事に臨み、安全利用を祈願した。天城町与名間海浜公園も29日、関連イベント抜きで行う。

徳之島町はこれまで連休終盤の5月5日(こどもの日)に「海開き」と「黒砂糖祭り」を併催してきたが、初の試みで海開きを連休前に引き寄せた。新型コロナウイルス感染症対策で2年連続中止した黒砂糖祭りについても1日(午後1時開会)に引き寄せて開く。

海開きの神事に臨んだ高岡秀規徳之島町長は、2年ぶりの「黒砂糖祭り」も含め「コロナ禍で各種行事の延期や中止が相次いできたが、感染対策をしながら行事を復活させていく必要がある」と話した。

「黒砂糖祭り」は1日午後1時に始まり、各種演芸ステージや昔懐かしい製法による黒糖づくり体験、お楽しみ抽選会などを予定している。

畦プリンスビーチ、瀬田海海浜公園ともに休憩所やバースハウス(シャワー・トイレ・更衣室など)が整備されている。