関東鹿児島県人連合会開催

来賓としてあいさつする高岡町長

華やかな女性陣たち。右端の萩原かおりさんは、5月4日に「奄美の黒うさぎコンサート」(多摩市民大ホール)のステージに立つ

奄美関係者も出席 大島紬姿、華やかな雰囲気に

【東京】関東鹿児島県人会連合会(中島治三郎会長)は24日、渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルで「鹿児島県人会連合会第37回大会」を開催、約500人が集った。会場には奄美関係者も20人ほど参加、懇親を重ねていた。

第1部の記念式典では、高岡秀規徳之島町長が「持続化可能な地域社会の貢献にあたっている」と鹿児島県市町村会会長としてあいさつ。出席者に、ふるさと納税への感謝も伝えた。塩田康一知事は、岐阜県での「姉妹県盟」式典と重なったため欠席。ビデオメッセージを寄せた。来賓では宮路拓馬衆院議員、三反園訓衆院議員らのほか、岩元章則さんも保岡宏武衆院議員代理として紹介された。また、東京奄美会元会長の森眞一さん、前会長の大江修造さん、現在の会長・井上脩士さんも出席。大島紬姿の女性部らは、会場をいっそう華やかな雰囲気にしていた。

例年は新年会の時期の同会だが、コロナ禍により2020年は中止に。19年2月以来の開催となった。感染対策に配慮し、手指の消毒や検温。食事時間以外はマスクの着用が呼び掛けられ、冒頭での連合会の歌「それが故郷」もマスクをしたままのハミング形式となった。それでも、西田あいさんが登場した第2部になると大盛り上がりに。参加者たちは、久しぶりの交流を満喫していた。