「喜界島ナビ」リニューアル

13年ぶりにリニューアルした「喜界島ナビ」ウェブサイト

 

 

観光、グルメ情報満載
13年ぶり、コロナ後見据え
スマホでも使いやすく

 

 

 喜界島観光物産協会はこのほど、運営する総合情報サイト「喜界島ナビ」をリニューアルした。PCのほか、スマホやタブレットなど様々なデバイスに対応。美しい映像や印象的な画像も大幅に増やし、喜界島の観光スポットやグルメ、特産品へと誘っている。

 奄美大島の世界自然遺産登録やコロナ終息後の島内観光の活発化などを見据え、13年ぶりに刷新した。新たなサイトでは、「グルメ」「宿泊」「ショップ」「特産品」など六つのカテゴリーで、観光情報を中心に求める情報をより入手しやすく変更。人気カメラマンを起用し、映像効果やストーリー性を意識したほか、スマホなど様々な端末からでも見やすく、使いやすいデザインに仕上げた。

 多彩な自然や史跡を紹介する「観光スポット」では、「絶景」「癒し」「歴史・民話・伝説」などの分類で、20を超える観光地や文化施設をPRした。飲食店やカフェなど61店舗が載る「グルメ」では、島料理店や居酒屋だけでなく、ランチやテイクアウトなど目的に応じた絞り込みにも対応。アクティビティやレジャー、レンタカーなど39事業所を紹介する「観光・体験」では、夕景やマリンブルーの海といったインスタ映えする写真も多用し、旅や体験への興味を醸している。

 サイトではこのほか、公共施設や商店、金融機関といったタウンガイドも数多く載せた。今後は、イベント情報の発信や魅力ある観光案内にも力を入れていくという。

 制作者の同町地域おこし協力隊の谷川理さんは「事業者と膝を突き合わせて話すことで、店舗の強みや経営者の思いも反映することができた」と強調。「島をイメージしやすい仕上がりで、一人でも多くの来島につながれば」とアピールした。