書道愛好会「書叢文社展」

鹿児島と奄美の会員らの作品が並ぶ展示会場で笑顔を見せる池田さん

会員らの作品約50点
市民交流センター 3日まで

 鹿児島市や奄美大島の書道愛好家らでつくる愛好会「書叢文社」(池田光麿=雅号・光遊=氏主宰)の作品展が奄美市名瀬の市民交流センター2階・マチナカギャラリーで開催している。会員らの作品約50点が展示されている。

 今年で12回目を迎える作品展。奄美での開催は初めとなった。今後は、鹿児島市と奄美市で隔年開催する計画で、展示会に合わせ来島した池田主宰(62)は、奄美在住の会員らの作品について「以前よりもレベルが高くなっていて、どこに出しても恥ずかしくない作品ばかり。作品から書を楽しむ姿勢が伝わってくる」などと話した。

 池田さんは2018年まで大島高校に勤務しながら、奄美書道協会で指導。奄美を離れた後も、同協会会員らと交流を続けている。

 書叢文社副代表の大西多香子さん(雅号・光菜)さんは、「作品を通し、書道の楽しさを多くの人に知ってもらいたい。奄美の会員の力作も並んでいる。ぜひ多くの人に見に来てもらいたい」と話している。

 開場は午前9時~午後6時。最終日の3日は午後5時まで。