奄美パーク「わくわくあそび広場」

真剣に風車作りに挑戦する、納琉飛くん(右)と西結彩さん(左)

絵葉書作りを楽しむ、慶越一千花さん(右)と富田依智香さん(左)

「むかしあそび」を楽しむ

 「わくわくあそび広場」(奄美パーク主催)・「むかしあそび」(奄美手熟師会主催)が3日、奄美市笠利町の奄美パーク内、奄美の郷イベント広場で開催された。会場では多くの子どもが、ペットボトルボーリングや「ぬりえふうせん」、「むかしあそび」などを楽しんだ。

 奄美市住用町から家族で来場し、アダンの葉で風車作りを体験した、西結彩さん(9)は「簡単だと思って始めたけど難しかった。完成して良かった」、納琉飛くん(7)は「初めてで難しかったけど楽しかった。ほかにもいろいろやってみたい」と話した。瀬戸内町から家族で来場し絵葉書作りを体験した、慶越一千花さん(5)と富田依智香さん(5)は、「楽しかった」と声をそろえて笑った。

 奄美パーク主事の正野太葉さんは「コロナ禍でイベントが少ないなか、幼児連れの親子が多く、楽しんでもらえて良かった」と話す。水彩色鉛筆を使った絵葉書づくりを教えた奄美手熟師会会長の岬眞晃さんは「お金を払えば電気式のおもちゃが手に入る世の中で、手軽に手に入るもので楽しんで欲しい。幼児や低学年の子どもが多いので、楽しんで絵に親しんで欲しい」と語った。

 4日も午前10時~午後4時、「わくわくあそび広場」、午後1時30分~午後4時、「むかしあそび」を開催する。