今井参院議員 闘牛から落下、骨盤骨折

徳之島GW闘牛大会で負傷していた今井絵理子参院議員(4日)=インスタグラム(erikoimai0922)より

徳之島GW大会 1カ月の安静へ

 【徳之島】元「SPEED」の今井絵理子参院議員(38)が4日、徳之島なくさみ館(伊仙町)であった闘牛大会を観戦した際、乗せてもらった勝利牛の背中からバランスを崩して土俵に落下し、骨盤骨折の重傷を負った。「1カ月の安静が必要」との容体も含め、自身のインスタグラムで公表していた。

 徳之島名物の大型連休(GW)闘牛大会を締めくくる「全島一&ミニ軽量級優勝旗争奪戦」大会。会場は、今井参院議員ら国会議員3氏や鹿児島県知事など来賓含め観客約3千人で埋まり、迫力満点の計8組の激突を堪能するなど熱気に包まれた。

 そして、各勝利牛サイドの応援団は「ワイド、ワイド」の歓声と太鼓の鼓動とともに歓喜のるつぼと化し、牛の背にまたがって〝勝どき〟を上げる。牛主一族や縁者のほか、来賓らゲストがげん担ぎで乗せてもらうこともあるが〝落馬ならぬ落牛〟による重傷事故はまれ。

 今井議員は〝落牛〟後に自力で立てなくなったらしいが、闘牛関係者2人に抱えられつつも、「ワイド、ワイド」のパフォーマンスで会場を和ませながら退場していた。

 今井議員はインスタ(5日更新)で「昨日(4日)、鹿児島県・徳之島の闘牛祭りに参加させていただきました。徳之島の伝統行事に触れることができ、また、皆さんの熱気にたくさんの元気をいただきました」と前置き。そして「応援していた牛が勝利したので、牛の上に乗せていただいたところ、バランスを崩して落下してしまいました。その後、立てなくなり、病院へ搬送され、、、骨盤骨折と判明。しばらくは安静、少なくとも1ヶ月は歩くことはできないとのことです」と報告。

 そして「徳之島の皆さんにも心配をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。しばらくは車椅子の生活となりますが、私は元気です!!この度は徳之島にお招きいただき、本当にありがとうございました!」(原文ママ)と記している。

 インスタには驚きとともに容体を気遣うコメントが多数寄せられている。他メディア返信欄には、大会関係者らの安全対策を疑問視する意見もある。