群島8市町138人で過去最多

県内928人 伊仙町クラスター136人に
新型コロナ

 県は7日、新型コロナウイルスの感染者を新たに928人確認したと発表した。このうち奄美関係の新規感染者は8市町計138人で、奄美群島1日当たりの感染者数としては3日発表の121人を上回り過去最多を更新。また、伊仙町スポーツイベントのクラスター(感染者集団)関連は32人が新たに感染し累計136人に。県発表分では、最大規模だった霧島市医療機関の122人を上回った。

 県によると奄美関連の新規感染者は、奄美市51人(10歳未満~90歳以上男女)、瀬戸内町5人(10歳未満~20代男女)、龍郷町21人(10歳未満~60代男女)、喜界町3人(10代~60代男性)、徳之島町23人(10歳未満~40代男女)、天城町15人(10歳未満~50代男女)、伊仙町14人(10代~80代男女)、和泊町6人(10歳未満~70代女性)。伊仙町クラスター関連の居住地別では、天城町14人、徳之島町7人、伊仙町7人、和泊町3人、いちき串木野市1人だった。

 この日はこの他、鹿児島市406人、鹿屋市70人、霧島市54人、薩摩川内市と姶良市で各48人などの新規感染者を確認。県内928人は、4月26日発表の974人に次いで過去2番目に多かった。

 県内の累計患者数は6万8496人で、6日現在157人が医療機関に入院しており、うち重症が2人、中等症が24人。宿泊施設の入所者は741人で、3214人が自宅待機している。