天城町地女連総会

「新生活様式でSDGs共生社会へ」(天城町地女連総会)=8日、同町防災センター

新生活様式でSDGs共生社会へ
課題意識も共有

【徳之島】天城町地域女性団体連絡協議会(大吉美枝会長・会員820人)の2022年度総会が8日、町防災センターであった。「新生活様式を守り、持続可能な共生社会を構築しよう~一人も取り残されることのない~」を中心テーマにした22年度活動目標案など全議案を承認した。

前年度の書面決議に続き2年ぶりに開催。三密回避や会場換気を徹底しつつ会員ら約115人が出席した。

大吉会長は、コロナ禍にあっても町地女連「65年のあゆみ」の発刊や世界自然遺産登録、町制施行60周年関連などうれしい動きがあった昨年を回顧。SDGs(持続可能な開発目標)協力も含め「自分たちの地域を明るくするため、誰かがリーダーとなって女性が活躍。一人ひとりが輝き、町民が安心・安全に過ごせるよう女性パワーを発揮しよう」と呼びかけた。

森田弘光町長と柏井洋一町議会議長も祝辞を述べ、地域の発展に不可欠な女性パワーに期待。町保健センター看護師の田平昌子さんが「特定健診へ行こう」、町くらしと税務課の宮田鷹さんが「混ぜればごみ、分ければ資源」でそれぞれ講話。啓発DVD『プラスチックごみ マイクロプラスチック 日本のリサイクルの幻想』も視聴して意識を共有した。

22年度活動目標の中心テーマが「新生活様式を守り、持続可能な共生社会を構築」。努力点には、▽組織=「リーダーは『知恵・勇気』を持ち、リーダーシップを発揮しよう」▽教育=「親として、大人として、明日の未来を拓く子どもの良い見本になろう」▽保健・福祉面=「新生活様式を守り、新型コロナの早い収束を図ろう」など10項目を掲げた。

役員改選では大吉会長らを再任した。