島の『宝』、子ども達の笑顔を願い

白百合の寮へ(有)スライブから寄付金が贈呈された(13日、奄美市名瀬「白百合の寮」施設内)

(有)スライブ 白百合の寮へ2年間の寄付金贈呈

奄美大島内でコンビニエンスストア「島人マート」などを展開する(有)スライブ(津畑晃代表取締役)は13日、奄美市名瀬の児童養護施設「白百合の寮」(山田香代子施設長)へ寄付金を贈呈した。島の子どもたちに、更なる笑顔が生まれるよう2年間募られた寄付金が、50人の子どもたちが過ごす同施設へ、その願いとともに届けられた。

同社は、「島の宝『子どもたち』へ」と題した募金箱を、運営するコンビニエンスストア全5店舗と飲食店「AREA13」の計6カ所に、2020年5月1日から設置し募金を開始。この日、10日までに募られた13万5982円が同施設へ贈呈。2年前までは約10年間、東日本大震災に対する募金活動を行ってきたという。

津畑代表取締役は「島に住む全ての子どもたちが『宝』。お客さんにも多数賛同していただき、今回の贈呈となった。(同施設に対し)年間を通して様々な行事があると思うが、必要となる経費、物品購入などに使っていただければ」と語った。また、「今後も募金活動は継続し、複数の他施設へ寄付を行いたい」と話した。

山田施設長は「大切なお金を寄付していただきありがたく思う。先日も遠足で貸し切りバスを借りたが、今後、必要となる運営費などに、利用させていただきたい」と感謝の意を伝えた。