電動アシスト自転車購入費補助

健康づくりや環境負荷低減へ
和泊町

 

 【沖永良部】和泊町は16日、20歳以上の町民が町内の登録店舗で電動アシスト2輪車、同3輪車、Eバイクを購入した場合に費用の一部を補助する事業を始めた。町民の健康づくりや環境負荷の低減、高齢者の新たな移動手段の確保に役立ててもらうのが狙い。申請受け付けは来年3月31日まで。予算がなくなり次第終了となる。

 町の第6次総合振興計画で掲げる「むぅるほうらしゃ(みんな喜ぶ)プロジェクト」の関連事業で、今年度の重点新規事業として予算990万円を計上している。

 補助額の上限は、電動アシスト2輪車が3万円、同3輪車が7万円、Eバイクは10万円となっている。一人に付き1台限りで、自転車本体及びヘルメットや泥よけ等の付属品のほか、保険や防犯登録の費用も補助対象経費に含まれる。

 購入先は町内の登録店舗のみとなっている。申請には、本人確認書類や損害賠償保険加入(控)の写し、納税証明書などが必要となる。

 町は、電動アシスト自転車の良さを知ってもらうため、6月中に試乗用自転車の導入を考えている。

 町の担当者は「健康づくりや新たな生活習慣のために自転車を取り入れるきっかけにしてほしい。また、免許返納を考えている高齢者に向けて、電動アシスト3輪車の活用を呼び掛けていきたい」と話した。

 問い合わせは和泊町役場土木課電話0997(84)3520。