「歯と口の健康週間」図画コン

県歯科医師会長賞を受賞した渡瀬さんの作品

作品を並べて審査する様子

県歯科医師会長賞に渡瀬ゆりさん(朝日小4年)
色彩豊かに歯の大切さ表現

 奄美市名瀬の大島郡医師会館で21日、「第39回大島地区『歯と口の健康週間』小学校図画・ポスターコンクール」(日本学校歯科医会・大島郡歯科医師会共催)の審査が行われ、入賞12作品が決定した。最高賞の鹿児島県歯科医師会長賞は、朝日小4年の渡瀬ゆりさんが受賞し、鹿児島県歯科医師会長賞・かごしま口腔保健協会長賞・大島郡歯科医師会長特別賞の3人の作品は県のコンクールに出品される。

 同コンクールは、歯と口の健康週間(6月4日~同10日)に合わせ、子どもたちが自分の歯に関心を持ち、歯と口に関して体験したことや、歯科疾患の予防や実践していることなどを表現することを通して、歯と口の健康を保持することを目的に両主催者が実施。大島地区の71校476作品の応募があり、大島郡歯科医師会の町田慶太会長ら5人の審査員が入賞作を決定した。

 岸田さゆり審査委員長(笠利小校長)は渡瀬さんの作品について「構図が大胆ながら細かく、歯の治療をしているのがよく分かる。色彩も豊かで歯を大切に、という気持ちがよく伝わってくる」と講評した。全体の印象としては「毎年行っているが、人物やデザインなど表現が豊か。いろいろなアイデアが見れて楽しかった」と話した。

 大島郡歯科医師会会長の町田さんは「今年は良い作品が多かった。選考に苦労した」と語った。

 入賞作品は県立奄美図書館で、6月4日~6月12日まで展示予定。奄美新聞ジュニア面でも掲載する。

 入賞者は以下の通り(敬称略、特別賞などは後日発表)。

 【鹿児島県歯科医師会長賞】渡瀬ゆり(朝日小4年)【かごしま口腔保健協会長賞】大野絃祐(龍郷小1年)【大島郡歯科医師会長特別賞】池上結(亀津小4年)【奄美市長賞】林梨乃(東城小6年)【損害保険ジャパン株式会社賞】上薗寧音(亀津小5年)【SOMPOひまわり生命保険株式会社賞】幸多梓希(伊仙小3年)【大島郡歯科医師会長賞】上薗寛晃(亀津小3年)、中富汐奈(面縄小5年)、山元崚平(朝日小2年)、増田好花(亀津小3年)、満重環子(面縄小6年)、井藤梨夏(神之嶺小4年)