和泊町シルバー人材センター総会

今年度の事業計画などを承認した総会=和泊町=

設立30周年で記念式典
会員への配分金、過去最高

【沖永良部】2022年度和泊町シルバー人材センター定時総会が27日、同町長浜館であり、今年度の事業計画を承認した。1992年の設立から今年で30周年を迎えるのを記念して9月に式典を開催する。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、役員のみで実施。あいさつに立った平山和仁理事長は「多くの職種でシルバー会員が活躍している。さらなる前進を目指して記念すべき年を祝いたい」と述べた。

前年度の事業実績は、会員数が283人(前年比14人増)。受託件数は1956件(同119件増)、契約金額は1億2896万5475円(同86万3285円減)。労働者派遣事業は、受託件数95件(同2件増)、契約金額1331万6841円(同10万7098円増)、会員賃金は1026万3870円(同8万4032円)。会員への配分金は過去最高となる8360万5021円(1089万1585円増)となった。

今年度の目標は、会員数300人、受託事業と派遣事業を合わせた配分金・派遣賃金目標は9350万円を目指す。同センターで運営する憩い場「ゆらり処」と給食食材の提供事業を合わせた独自事業収益は505万円を見込む。

総会後、設立30周年記念式典実行委員会を開き、9月23日に同町あかね文化ホールで式典を開催することが決定した。

会員表彰は、対象基準(入会5年以上、就業日数500日以上)を達成した6人。9月の記念式典で表彰伝達を行う

被表彰者は次の通り。(敬称略、カッコ内は年数と就業日数)

▽会員表彰 萩原通子(11年、708日)、森恵一郎(8年、598日)、関山清彦(5年、597日)、村山秀憲(5年、568日)、重村明美(5年、921日)、市成直澄(5年、926日)