沖永良部地区農業改良普及事業協総会

関係機関の代表者が参加した沖永良部地区農業改良普及事業協議会の総会=知名町=

農業・農村センスアップセミナーも
事業計画など4議案承認

【沖永良部】沖永良部地区農業改良普及事業協議会の2022年度通常総会が30日、知名町中央公民館であった。南3町の関係機関から19人が出席し、今年度の活動計画など4議案を承認した。

管内の農業振興を目的に毎年開催。過去2回は、新型コロナウイルス感染症の影響により書面決議で行われた。

あいさつで、会長の今井力夫知名町長は「今期のサトウキビは例年以上の糖度があり、質、量ともに恵まれていたが、畜産についてはロシアのウクライナ侵攻で飼料が高騰し、生産者にとって大きな問題になっている」などと述べた。

今年度は、新規就農者励ましの会(6月)や農業・農村センスアップセミナー(9月)のほか、パソコン農業簿記帳指導や各種研修会などを予定している。

規約改定では、県たばこ耕作組合大島事務所(知名町正名)が3月末で閉鎖したことに伴い、理事の人数を8人から7人に変更した。