3年ぶり対面開催の大島地区子ども会育成連絡議会総会・研修会=5月31日、天城町
「子ども会活動活性化へ」事例発表・研究協議で研さん
【徳之島】大島地区子ども会育成連絡協議会(保池穂好会長)の2022年度総会・研修会が31日、天城町防災センターであった。役員改選では保池会長を新会長再任。事業計画には地区ジュニアリーダー研修会(7月、県立奄美少年自然の家)などを掲げた。事例発表を交え「子ども会活動の活性化について」の研究協議で研さん交流した。
新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの対面開催となり、12市町村の各子ども会育成連の役員や行政担当者ら約40人が出席。総会では、21年度会務報告や決算書、22年度事業計画や予算案など全議案を承認。事業計画にはほか、大島地区子ども会創作活動大会(8月、瀬戸内町)や同地区子ども会大会(10月、知名町)など開催も掲げた。
次ぐ研修会の開会行事では、保池会長や県大島教育事務所、天城町教育委員会代表らあいさつに続き、上花徳子ども会育成会(徳之島町)と田皆同(知名町)の2団体を表彰披露した。
研修では、大島教育事務所側が「地区社会教育施設等と子ども会の現状・あり方について」説明。事例発表では、天城町子ども会育成連絡協の峰岡勝巳会長(46)が、「同町教育文化の町」宣言の「新たな時代に雄飛する島の人間性豊かな人づくり」など目標にも沿った稲作や歴史・文化・自然体験など多彩な活動を紹介。課題に「参加者が小学生中心に偏っており、中・高生への拡大が必要」とも強調した。
引き続き「子ども会活動の活性化について」を議題にグループ協議した。1日は、天城町内の体験活動施設などを現地視察する。