12日、大和村で「すももフェスタ」

「甘酸っぱい初夏の味覚味わって」

特産果樹スモモは収穫のピークを迎えているが、主産地の大和村は12日午前10時から正午まで、毛陣トンネルの大棚側にある大和まほろば館で「すももフェスタ2022」を開く=写真=。販売会、スモモ狩り体験などがあり、主催する村産業振興課の福本新平課長補佐は「とてもおいしく仕上がっている。甘酸っぱい初夏の味覚を味わって」と来場(マスク着用)を呼びかけている。

記録的な不作が続いていた同村のスモモは昨年から回復傾向にあり、今年は約40トンの生産量を見込んでいる。摘果の浸透もあり全体的に大玉傾向で、4Lや3Lのサイズは生果用として高値で取引されている。

フェスタの販売会ではLと2Lサイズを3キロ箱で販売(300キロ予定)。スモモ狩り体験は、まほろば館近くの果樹園であり歩いて移動。1キロが入る袋を販売し、詰め放題で収穫を楽しんでもらう。また、当日、同じ時間帯・場所で県立奄美少年自然の家による「自然の家がやってきたin大和村」も開催される。壁掛けづくり、わりばし鉄砲、魚釣りゲームなど各種創作・体験活動が予定されており、「すももフェスタ」と合わせて親子で二つのイベントを楽しめそうだ。

問い合わせは、「すももフェスタ」電話0997・57・2153、「自然の家がやってきた」電話0997・53・1032(県立奄美少年自然の家)。