久ぶりの交流楽しむ

奄美関連の曲などで盛り上がる店内(北区の海鮮居酒屋・いけだ)

青年たちがライブイベント 瀬戸内町出身者経営の居酒屋で

【東京】北区にある奄美出身者が経営する居酒屋で、このほど瀬戸内町出身の青年らが中心となって、ライブイベントが行われた。参加者たちは、評判の料理や黒糖焼酎を味わいながら、久しぶりの交流を楽しんでいた。

ライブイベントがあったのは5月中旬、JR尾久駅前にある「海鮮居酒屋・いけだ」(北区昭和町1―3―6)。瀬戸内町出身の池田修作さんが腕を振るって39年になる。池田さんの先輩で、「しまらっきょ」として郷友会では、物まねでおなじみの久原卓也さんを中心に、加計呂麻島からの参加者を含め約20人が、「三密」に気配りしながら集まった。

双子の福卓也さん、勝行さん「F2」による懐かしのフォークやロックで、ライブを開始。また「ボンノーズ」や「サエ&小牧マスター」、「庄司智徳&由美」も登場、奄美に関連する曲などを熱唱、久原さんも「しまらっきょ」で歌い上げた。

ほか、奄美好きが高じて歌のグループ「奄美~ズ」を作ったというメンバー名が歌詞に入った「ゆめやどり」も披露され、拍手を浴びていた。その後、自己紹介も各テーブルでされ、アルコールが進むとともに熱い語り合いがされた。

座敷も含め40人ほどが入れる同店は、海鮮料理と黒チャーハンが自慢。大相撲の力士も数多く訪れ、歌手の水森かおりさんを有名になる前から応援している。久原さんは「コロナは終息しませんが、こうした形で集まれたのは良かった」と笑顔で話していた。