畑かん営農推進へ

畑かん営農推進に関する連携協定を結んだ(左から)中野誠也会長、町田義彦会長、前登志朗会長、宗岡悦志会長=13日、知名町フローラル館=

建設業3団体と連携協定
沖永良部畑地かんがい営農推進協

 【沖永良部】沖永良部畑地かんがい営農推進協議会(会長、前登志朗和泊町長)と島内の建設業3団体が13日、畑かん営農推進に関する連携協定を結んだ。沖永良部島の農業の持続的発展を目指し、畑かん営農のPRなどに取り組む。

 連携事項は▽畑かん工事における畑かん営農の広報▽畑かん工事における畑かん利用効果の広報▽畑かん施設の異常発見時における情報提供▽その他畑かん営農の推進に資すること―の四つ。

 知名町フローラル館で調印式があり、同協議会の前会長、沖永良部建友会の町田義彦会長、和泊町建設同友会の中野誠也会長、知名町建設有志会の宗岡悦志会長の4人が協定書に調印した。

 同協議会の前会長は「畑かんの工事現場に看板やのぼり旗を設置するなど、農家に向けて水利用を呼び掛けてほしい」と語った。

 沖永良部建友会の町田会長は「島内での畑かん工事はそれなりの件数があるので、多くの場所で畑かんのPRに貢献できるだろう」と話した。