大島支部消防操法大会

管内12消防団が出場し、火消しの技術を競った大島支部消防操法大会

 

 

4年ぶり、火消し技術競う
宇検村が県大会へ

 

 

 消防団員が火消し技術を競う「県消防協会大島支部消防操法大会」は19日、奄美市の名瀬港観光船バースであった。管内市町村の12消防団から団員約80人が、訓練で培った技術を披露。ポンプ車の部で優勝に輝いた宇検村が、県大会への出場権を獲得した。

 消防団員の技術向上や士気高揚などを目的に隔年で開催。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催で、群島内の首長や議員、関係者、親族など約300人が見守るなか、「ポンプ車」と「小型ポンプ」の2部門で競技に臨んだ。

 支部長の安田壮平奄美市長は「住民の生命と財産を守るため、昼夜を問わず活動する団員には感謝しかない」とあいさつ。競技へは「日ごろの訓練の成果を存分に発揮してほしい」と団員を激励した。

 ポンプ車の部では、指揮者をはじめとした5人の団員が準備から放水、撤収までの一連の動作でタイムを競った。団員らは指揮者の号令に従い、安全性・迅速性・確実性などを基準に、一丸となって真剣勝負を繰り広げた。

 大会結果(順位)は次の通り。

 【ポンプ車の部】①宇検村=県大会出場権獲得=②与論町③瀬戸内町

 【小型ポンプの部】①徳之島町②知名町③奄美市