奄美の郷土料理を手軽に

新商品を手に新川大島支庁長(左)とファミリーマート商品部の桑原部長
今回販売される商品群

ファミマ「奄美・徳之島フェア」
「鶏飯」など9商品を発売開始
期間限定、世界自然遺産アピールも

南九州ファミリーマート(鹿児島市、飯塚隆代表取締役社長)は21日から、奄美群島の郷土料理や馴染みの食材を使った弁当や惣菜などのご当地メニューを期間限定で発売する「奄美・徳之島フェア」を開始した。島のおもてなし料理「奄美鶏飯」をはじめ、沖永良部産キクラゲを使った「ゴーヤーチャンプルー弁当」など9商品をラインアップ。担当者らは「この機会に島の味を手軽に楽しんで」とアピールしている。

2016年6月の奄美大島、徳之島、種子島への店舗出店を機に始めた「奄美・徳之島フェア」。今回からは、奄美大島自然保護協議会が制作した「奄美・沖縄世界自然遺産」のロゴマークを採用し、各パッケージや販促で展開した。

商品(税込価格)は、奄美鶏飯(420円)、ポーク玉子ばくだんおむすび(258円)、ポークサンドおかずセット(398円)、黒糖いなり寿司(200円)、ゴーヤーチャンプルー弁当(430円)、鶏飯風冷やしラーメン(430円)に、新商品の青パパイヤの野菜サラダ(298円)、新商品のちぎれる黒糖&ホイップパン(138円)、奄美塩ジェラート(240円)を加えた9種類。「島の食文化をわかりやすく」をテーマに、夏にぴったりなメニューを取りそろえた。

27日は、同社商品部の桑原涼部長と葛迫翔伍さんが奄美市名瀬の県大島支庁の支庁長室を訪れ、商品をPRした。桑原部長は「これからも商談を継続しながら奄美の商品を増やしていきたい」とアピール。新川康枝大島支庁長は「主食から副菜まで、たくさんの人に食べてほしい」と話した。

販売期間は7月18日までの4週間。鹿児島県、宮﨑県内のファミリーマート391店舗(27日現在)で購入できる。