中勝老人ク若返り会活動顕彰

「22年度ニッセイ財団 生き生きシニア活動顕彰」を受賞した中勝老人クラブ(若返り会)のメンバー。今月2日も20人以上が参加して花壇の手入れに汗を流していた

花壇の手入れ、美化活動
ニッセイ財団

 公益財団法人日本生命財団は、6月27日付で「2022年度ニッセイ財団 生き生きシニア活動顕彰」の受賞団体を決定した。この中で、龍郷町の「中勝老人クラブ(若返り会)」(且恵美子会長)が環境美化・清掃・環境保護活動で顕彰を受け、顕彰金額5万円の贈呈を受けた。

 同会によると、年間活動計画に基づき、毎月第1土曜日の午前8時~9時半ごろまで中勝集落前の国道58号沿いにある花壇の手入れ作業をしている。会員20人前後が参加して花の種まき、苗の植え付け、雑草取りなどをしており、きれいな花を咲かせて国道を通るドライバーの目を楽しませている。また、国道沿いのごみ、空き缶拾いをし、地域美化活動でも貢献。会員の相互交流にもつながっている。

 7月2日には、20人以上の会員が参加して草取り作業などに汗を流していた。花壇ではサルビア、マリーゴールド、百日草など10種類以上がきれいな花を咲かせていた。花壇近くの歩道沿いには、花を咲かせたプランターも設置した。

 且会長は「88歳の会員もいる。会員の協力を得て地域の美化活動を継続している」と感謝した。

 日本生命財団の贈呈書には「貴団体の地域貢献活動を顕彰する。本顕彰を契機に、より一層積極的な地域活動を通じて真に豊かな地域づくりに貢献されることを期待する」との内容が記されている。