講師の指導を受けながらモップの使い方を練習する受講生ら=13日、和泊町研修センター=
ハウスクリーニング講習会
清掃の基本学ぶ
【沖永良部】県シルバー人材センター連合会による「ハウスクリーニング講習会」が13日、和泊町研修センターであった。和泊、知名両町シルバー人材センターの会員ら15人が受講し、ビルメンテナンスのプロから清掃の基本を学んだ。
高齢者活躍人材確保育成事業を活用し、シルバー会員のスキルアップや会員の獲得を目的に開催。13日から2日間の日程で行われ、県ビルメンテナンス協会の内木場一成さんら2人が講師を務めた。
この日は、接遇マナーや清掃の考え方などについて講話後、ホウキやモップの使い方について実技講習が行われた。講師は「ホウキは前進しながら、モップは後退しながら使う」「身体の一部のようになるまで反復練習してほしい」などとアドバイスした。
モップの使い方を練習した参加者は「いままでの癖がついているので難しい」と話しながら動きを確認していた。
受講した大勝ツルエさん(75)は「シルバー会員として航空機の機内清掃の仕事をしているので、もっときれいに、もっと効率よく清掃ができるようになりたい」。久保克己さん(71)は「仕事は辞めても体はまだまだ動く。これからシルバー人材センターに入会して、人のため町のために活動したい」と語った。
2日目は、トイレやエアコンの清掃講習のほか、窓ガラス清掃の実技講習などが行われた。