ユリ球根掘り取り

球根を掘り取る参加者ら=和泊町笠石海浜公園=

和泊町笠石海浜公園 町民ら約220人参加

【沖永良部】観光スポットの和泊町笠石海浜公園で17日、ユリ球根の掘り取り作業があった。町内の環境美化ボランティア組織「えらぶゆりサポーター」に登録しているスポーツ少年団や事業所など16団体約220人が参加し、作業に汗を流した。

笠石ユリ園は、2年前にギネス世界記録に登録された「1時間に植えた花の球根最多数」に挑戦した場所。毎年この時期に球根を掘り取った後、10月中旬ごろに植え付け作業を行う。

参加者は、ユリ園を含む3カ所の畑で作業し、テッポウユリの球根約1万2千球とスカシユリの球根約6千球を掘り取った。

沖永良部高校バドミントン部の和田心さん(1年・15)は「毎年開花の時期を楽しみにしている。コロナ禍だが、多くの観光客が来てくれるよう作業を頑張りたい」と話した。