オール海さん(右)を講師に、ワークショップと英会話を楽しむ親子たち
奄美市でワークショップ コラージュや貼り絵など アマミーナ
NPO法人アマミーナ主催のワークショップ「英語DEアート」が24・25日の2日間、奄美市名瀬の市民交流センターなどであった。参加した親子らは英会話のみでしゃべれるワークショップに挑戦し、アート体験を通してネイティブな英語に親しんだ。
奄美市笠利町の県奄美パーク・田中一村記念美術館で開催中(24日~8月14日)のアート展「ブレントウィルソンの人生の記録」の連動企画で、創作活動を通して英会話にふれることが目的。ウィルソンの作品にちなみ、24日は「貼り絵」、25日は「コラージュ」と「モビール(動く彫刻)」の3講座が開かれた。
講師は、米国出身で奄美二世のオール海さん。25日のコラージュでは「思い出の断片」と題し、お気に入りの写真を切り貼りした。
オールさんは流暢=りゅうちょう=な英語を話しながら、制作手順を説明。子どもたちは、動物や植物、風景の写真や絵をハサミで切り取り、夢中で思い思いの形に並べ変えた。
朝日小4年の菊地美颯=みう=さんは神社の写真をベースに色鮮やかなアート作品に仕上げた。「色にこだわった。(出来映えは)グッド」と喜んだ。
オールさんは「楽しく学ぶことで、少しでも英語に興味が向けば」と話し、同法人の徳雅美理事長は「英語を理解する必要はない。ネイティブな発音に慣れることで次のステップに進めれば」と話した。