朝日中吹奏楽部が金賞

県大会終了後、会場で記念撮影をする部員たち(提供写真)

 

県代表、南九州大会へ
県コン、小編成B部門

 

 奄美市名瀬の朝日中学校(山宗功校長)の吹奏楽部(部員11人)は27日、鹿児島市で行われた「第67回鹿児島県吹奏楽コンクール」で金賞を受賞。県代表として、8月11日に大分県で行われる「第18回南九州小編成吹奏楽コンテスト」へ出場する。同部が出場した、小編成(20人以下)のB部門には39校がエントリー。わずか全11人で出場し、数人の部員が2種類の楽器を掛け持ちし、県代表に選ばれた。

 今年は、新たに男子部員4人が加わったものの、約半数の5人が新入部員。昨年全国大会に出場した、大編成(50人以下・A部門)から小編成に切り替え、新たな挑戦となった。

 顧問の下宮愛教諭は「3年生が技術の高さだけでなく、部員をよくまとめてくれた。部員がまとまったことでよい演奏ができた」と県大会を振り返った。

 部長の櫛田アロハさん(3年)と副部長の小牟田ひなさん(3年)は「部員の個性が強く、まとめるのは大変だったが、みんなで意見を出し合い、協力して良い演奏ができた」と県大会での演奏を振り返った。また、南九州大会に向けて「今まで支援してくれた、保護者や先輩への感謝の気持ちを込めて、自分たちらしく楽しく演奏したい」と話した。