葛飾区で13日に音楽イベント「南の風」開催

注目のステージ「南の風」をアピールするスティーヴエトウ(左)と平田輝(提供写真)

シマ唄、演歌、ロックまで 奄美関連のシンガーら出演

【東京】「南の風を感じに行こう!」。葛飾区で、多くの奄美関連アーティストによる音楽イベントが開催される。シマ唄、演歌、ロックまで多彩な出演者らが結集して来場者を待っている。注目のステージは、13日に迫っている。

かつしかシンフォニーヒルズ(モーツァルトホール=葛飾区立石6丁目33-1)で、13日に迫ったのは「南の風」(主催・㈱スマド、協力・あまみエフエム・ディ!ウェイヴ、一社奄美群島観光物産協会ほか)というもの。出演者(敬称略)は、我那覇美奈、里アンナ、スティーヴエトウ、徳永ゆうき、平田輝、平田まりな、前山真吾、3人組のファンク・バンドNautilus(ノーチラス)となっている。

企画に携わったのは、TFクリエイティブワークス合同会社の平山富彦さん(奄美出身)。奄美群島の一部が世界自然遺産登録に認定され、1年が経過したのを機に「さらに奄美の素晴らしさを知ってもらいたい、との思い」で企画がスタートしたという。そこで「奄美をこよなく愛する著名なパーカッショニストのスティーヴエトウさんに音頭を取ってもらいたいと相談したところ、快く引き受けてくださり奄美に縁のあるアーティストらがそろったのです」。シマ唄から演歌、ロックまで幅広いラインナップになった経緯を、興奮気味に説明する。

一方、新型コロナウイルス感染者数が増加傾向にあるが「対策は万全を期していますので、安心して奄美の南の風を感じに来てください」と、平山さんは呼び掛けている。「アマミウガミンショーラン」との副題が付けられた、魅力あふれるイベントは、全席指定で6600円(税込み)。問い合わせは、サンライズプロモーション東京(電話0570・00・3337=平日正午~午後3時)。