第1回OWS徳之島大会をPRする徳之島町担当職員ら。写真下は今年3月の初合宿・選考レースの模様=山漁港沖
【徳之島】第1回オープンウォータースイミング徳之島大会(徳之島町主催、同実行委員会主管)が11月5、6日に同町山(さん)漁港沖で初開催される。距離は▽10㌔▽5㌔、3㌔(同時スタート)▽1㌔の4種目。一般(15歳以上)も出場可で申し込み期限は今月31日。同町ふるさと納税返礼で参加券も発行する。
オープンウォータースイミング(OWS)は海や川・湖などの自然の水中で行う長距離水泳競技。水質や天候、潮汐などの自然条件に対応する技術や知識も求められる。世界選手権は1991年パース大会から、夏季五輪では2008年北京大会から正式競技に採用された。
今年3月、日本水泳連盟のOWSナショナルチームの元東京五輪代表選手ら15人が徳之島で初合宿。徳之島町山漁港沖合に設定した10㌔コース(4カ所のブイ1㌔×10周)で、第19回アジア競技大会の代表選考レースも実施。
日本水泳連盟OWS委員長の原怜来さんらスタッフ10人も同行し、「トライアスロンの島」に、新たな国内大会開催地としての可能性も探っていた。町側は町議会6月定例会で同大会運営補助金(450万円)を計上。大会の主催、開催誘致を決めていた。
大会の日程によると、山漁港で▽5日午前7時から受付、8時30分開会式、9時に10㌔の部がスタート(制限時間180分)▽6日は午前9時に5㌔と3㌔の両部(同120分)、11時15分に1㌔の部(同30分)がそれぞれスタートする。参加料は10㌔・8千円、5㌔・6千円、3㌔・5千円、1㌔・3千円(複数参加割引あり)。
ふるさと納税返礼の参加券に対する寄付額は、10㌔・2万7千円、5㌔・2万円、3㌔・1万2千円、1㌔・1万円(受付け15日まで)。
出場申し込み・問い合わせは、▽同町教育委員会社会教育課内・同大会事務局(電話0997‐82‐2904)▽同町企画課ふるさと思いやり応援推進室(電話82‐1111、内線311)。