東京名瀬会

新任の役員らが壇上に。右端が中川新会長(隣が川崎前会長)、左端は三谷ユミ子さん
 
恒例の全員での記念写真に収まる参加者たち
 
アクリル板が設置され、会話もマスクで。熱唱する平田輝さんの前にはビニールシートがつるされた

コロナ配慮して総会
次期会長に中川幹事長

 【東京】東京名瀬会(川崎末一会長)は7月31日、千代田区の主婦会館で「第95回(2022年)東京名瀬会総会・懇親会」を開催した。新型コロナウイルス感染対策に配慮、来賓を招かず、参加者は通常の半分以下(約40人)に。総会では、次期会長に中川裕雄幹事長が就任することが報告された。

 第一部・総会では郷土遥拝に続いて川崎会長があいさつ。「人材確保に取り組んできた」と17年からの会長職を振り返り、「来年こそは盛大な会にできることと、皆さんのご多幸を祈念する」と締めくくった。13年間にわたり会計長を務めた、三谷ユミ子さんの退任も発表され、それぞれねぎらいと拍手が送られていた。

 中川新会長は「参加することで、島の雰囲気を交わし合える絶好の会にしていきたい。引き続き協力をお願いしたい」と、参加者に笑顔で語り掛けていた。会計報告などの後、新任役員も発表され、幹事長には高田秀輝さん、会計長には茂雄次さんが就任するほか、相談役らも紹介された。安田壮平奄美市長からの心温まる祝電が披露され、閉会に。

 第二部は、懇親会へ。小勝竹雄顧問の乾杯に続いて各テーブルでは黙食、マスクをしたままの歓談に花が咲いていた。余興では田向美春さんが、「朝花節」などシマ唄をのびやかに歌い上げた。また、平田輝さんは、21日に発表する「ザ・アマミアンポップ」に収録されている「ナチカシャ風景~奄美少年」などを熱唱、盛んな拍手を浴びていた。島のブルース、六調もマスクをしたままで踊ったのち恒例の集合写真で、お開きとなった。