ダンスやボッチャ夢中に

赤と青チームにわかれて、ボッチャで競い合う子どもたち

 

 

親子ら20人、レク楽しむ
手をつなぐ育成会

 

 知的、発達障がい者の家族や支援者でつくる「北大島地区手をつなぐ育成会」(生元為市会長)のレクリエーション大会が6日、奄美市名瀬の大熊公民館であった。参加した親子らは、ストレッチやダンス、ボッチャを夢中で楽しみ、久しぶりの親睦を深めた。

 手をつなぐ育成会は、障がい児らへの社会づくりを進める全国規模の民間団体。県手をつなぐ育成会の補助金を活用し実施。親睦会は3年ぶりで、レクリエーションには子どもや保護者、関係者など20人が参加した。

 ストレッチとダンスは、福祉施設で踊りを教える里原郁子さんが講師。簡単なストレッチで体をほぐした後は、全身を使って華麗にダンス。にぎやかな曲に合わせて、タオルを使った踊りも楽しんだ。

 ボッチャでは、福祉施設支援員の花岡安彦さんが指導し、赤・青の2チームにわかれて、目標物へのボールの近さを競い合った。ボールが投げられるたびにメンバーらは一喜一憂。子どもからは「またやりたい」「いろいろなスポーツをやっていきたい気持ちになった」といった喜びの声も上がった。

 生元会長は「みんな楽しそうで笑顔だったのが何より」と述べ。「障がいがあってもみんなで輪になって元気な日常が送れるようこれからも取り組んでいきたい」と笑顔だった。