ふるさと納税と併せて「徳之島町産完熟マンゴー」をPRする町担当者(右)=12日、徳之島空港
空港キャンペーン
【徳之島】徳之島町企画課ふるさと思いやり応援推進室は12日、徳之島空港の到着ロビーで「徳之島町産マンゴーを食べて!世界中が笑顔になれ」と銘打ったキャンペーンを展開。盆帰省など利用客たちに、ふるさと納税啓発パンフレットなどPRセットを配布。「当たり」表示入りゲット者には「同町産完熟マンゴー」もプレゼントして喜ばせた。
同推進室によると、同町ふるさと納税返礼品の旬の人気品目は「マンゴー」。同キャンペーンは同町内産マンゴーのPRも兼ねて企画。この日の鹿児島から午後12時5分と同45分到着の2便の利用客が対象。ふるさと納税PRのパンフレットやうちわ、町総合食品加工センター美農里館(みのりかん)製造の「島みかんドリンク(350㍉㍑)」のセットを配った。
無作為で「当たり」表示紙入りのセットを手にした客たちには、生産農家たちが提供したマンゴー約4百㌘ずつをプレゼント。東京都内からの盆帰省客らは「とてもうれしい。ふるさとのマンゴーは久しぶりです」と喜んでいた。
同町ふるさと納税返礼品目のうちマンゴーは、今年度約3千㌔(前年度約4500㌔)を発送した。担当者たちは「今年はマンゴーの収穫量が少ないが、寄付者様からは『とってもおいしい』との声が。世界中が笑顔になるようなおいしい徳之島町産完熟マンゴーをこれからも全国にPRしていきたい」と意気込んでいる。
ちなみに徳之島町の2021年度ふるさと納税の実績は4億2934万8千円(3万4901件)。コロナ禍の影響を受けつつも奄美12市町村では4年連続、最高額をキープしている。