ロボット操作プログラミング挑戦

ヒューマノイドロボット「NAO」の操作方法を学ぶ児童生徒たち

教育の情報化推進 瀬戸内町
瀬戸内町教委 ジュニアリーダー育成

 「エンジョイGIGAスクール」(瀬戸内町教育委員会主催)は17日、同町のきゅら島交流館で行われた。同町の小・中学校から8人の児童生徒が参加。オンラインによる、山梨大学准教授でICT活用教育アドバイザーの三井一希さんと同町のICT支援員の森直弘さん、小林光一さんが講師となり、情報を共有できるアプリの使い方を学び、タイピング練習やプログラム作成を行った。

 三井さんの講義では、Google社のアプリ「スプレッドシート」や「ジャムボード」などを活用し、ビンゴゲームやお絵描きなど、楽しみながら情報の共有方法を学んだ。森さんと小林さんの講義では、タイピングの練習ソフトを使用し、ホームポジションと指使いなどを練習。「NAO」(JTP社製)や「マインドストーム」(Lego社製)のロボット操作のプログラミングに挑戦した。

 同町はICTの環境整備として2021年4月、全小・中学校の児童生徒にタブレットを支給している。同スクールは、町の「教育の情報化(GIGAスクール構想)の推進」による取り組みの一つ。プログラムジュニアリーダーを育て、学校で広める役割を担うことを目的としている。

 同町教委総務課学校教育係の下八尻孝二係長は「子どもたちの方が新しいことを受け入れやすい。今日学んだことを、学校で友達や先生に伝えて欲しい」と話した。

 昇宗佑君(古仁屋小5年)は「学校のパソコンクラブに入っているので、タブレットの操作には慣れている。今日はロボット操作のプログラミングが楽しかった」と笑顔を見せた。

 次回は12月にGoogleによる、子ども向けの研修を予定している。